メルセデスベンツ『Gクラス』のEV、航続473km…グッドウッド2024出展へ

メルセデスベンツG580 with EQ Technology
メルセデスベンツG580 with EQ Technology全 5 枚

メルセデスベンツは7月11日、英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2024」に、SUV『Gクラス』のEV「G580 with EQテクノロジー」を出展する。

4輪の近くに4つの電気モーターを搭載するEVで、4つのモーターはラダーフレームに組み込まれ、フロントとリアのアクスルにそれぞれ2個ずつ搭載されている。これらは短いハーフシャフトを介して駆動されるため、リアの電気モーターもシャシーにボルトで固定することを可能にした。

メルセデスベンツ G580 with EQテクノロジーメルセデスベンツ G580 with EQテクノロジー

それぞれのモーターの最大出力は147hpで、システム全体のパワーは587hp。最大トルクは118.7kgmを引き出す。ESPやセントラル・パワートレイン・コントロール(CPC)との連携により、トルクは常にトラクションを必要とする車輪に正確に供給される。

G 580 with EQテクノロジーは、0-100km/h加速が4.7秒。最高速はリミッターにより180km/hに制限される。バッテリーの蓄電容量は116kWh。これにより、1回の充電での航続は、WLTPサイクルで最大473kmに到達する。最大200kWの急速充電を利用すれば、バッテリー容量の10~80%への充電は約32分で完了する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
  3. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  4. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  5. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る