ヒョンデの650馬力EV『アイオニック5 N』、インドネシア向けは現地製に

ヒョンデ・アイオニック5 N(GIIAS 2024)
ヒョンデ・アイオニック5 N(GIIAS 2024)全 4 枚

ヒョンデは「ガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS)2024」において、高性能EV『アイオニック5 N』の現地生産車を初公開した。インドネシアの工場で生産される(7月17日発表)。

写真:ヒョンデ・アイオニック5 N

この発表は、ヒョンデの高性能車に対する持続可能性への取り組みと、スリリングなドライビング体験を実現するというコミットメントを象徴しているという。

アイオニック5 Nは、インドネシア市場で初めてのNブランド車となる。最新技術を駆使し、ダイナミックな性能とサウンド管理システムを組み合わせて、ドライビング体験を向上させている。特に、N Launch ControlやN e-Shift、N Pedalなどの先進的な機能を備えており、プロのレーシングカーのような加速やコーナリングが可能という。

さらに、N Grin Boost(NGB)機能により、10秒間の追加パワーが提供され、N Drift Optimizerはドライバーの入力に基づいてリアルタイムで車両制御をバランスさせる。これにより、迅速なドリフトの開始が可能となる。

EVパワートレインは、最大出力650ps(NGB使用時)を誇り、新世代の84kWhバッテリーとデュアル電動モーターを搭載している。これにより、0-100km/hの加速は3.5秒(NGB使用時は3.4秒)で達成され、最高速度は260km/hに達する。

これらにより、高性能内燃エンジン車に匹敵するドライビング体験を実現する。ヒョンデの「Fun to Drive」コンセプトに基づき、ドライバーにとってエキサイティングで満足のいく体験を提供することを目指している。

《森脇稔》

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