ハイパーデジタルツイン、歩道通行者向けの自動運転サービスを2025年までに展開…総務省支援事業に採択

ハイパーデジタルツインのシステムによる自動運転の様子
ハイパーデジタルツインのシステムによる自動運転の様子全 2 枚

芝浦工業大学は7月24日、芝浦工業大学発の第1号認定ベンチャーであるハイパーデジタルツインが「令和6(2024)年度 スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」に採択されたと発表した。総務省が先端的なICTを創出・活用する次世代の産業の育成を目指し研究開発費を支援する。

ハイパーデジタルツインは、自動運転技術の研究を進めており、複数のLiDARセンサーを統合しデジタルツイン技術を駆使することで、死角の無いセンシングを実現。リアルタイムでリスクを判断するシステムを構築している。今後、歩道通行者向けの自動運転サービスを2025年までに展開することを目指している。

同社の研究は、従来の車体側にセンサーや自動運転機能を設置する方式から一新し、インフラ側にこれらの機能を設置することで、より安全で効率的な自動運転を実現することを目指している。すでに京都リサーチパークやさいたま新都心駅での実証実験も成功しており、歩道通行者向けの自動運転サービスの実現を目指している。


《小崎未来@DAYS》

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る