【ホンダ フィット e:HEV RS vs 日産 ノートオーラNISMO】スペック比較…エコとスポーティを共存させた2車種

ホンダ フィット e:HEV RS
ホンダ フィット e:HEV RS全 9 枚

今回はコンパクトスポーツ市場で人気を誇る2車種を比較する。ホンダ 『フィットe:HEV RS』と、2024年にマイナーチェンジを受け、新たな進化を遂げた『ノートオーラNISMO』。

今回比較するモデルでは、両車ともにスポーツモデルかつ電気モーターを採用し、駆動力を前輪に伝えるFFモデル。実用性と走りの楽しさを両立させたこれらのモデルは、現代のコンパクトスポーツの最前線を行く。本記事では、進化を遂げたノートオーラNISMOと、定評あるフィットRSを比較していく。

◆外寸比較

・フィット e:HEV RS(2WD)

ホンダ フィット e:HEV RSホンダ フィット e:HEV RS

全長:4080mm
全幅:1695mm
全高:1540mm
ホイールベース:2530mm
最小旋回半径:5.2m

・ノートオーラNISMO(2WD)

【ホンダ フィット e:HEV RS vs 日産 ノートオーラNISMO】スペック比較…エコとスポーティを共存させた2車種【ホンダ フィット e:HEV RS vs 日産 ノートオーラNISMO】スペック比較…エコとスポーティを共存させた2車種

全長:4120mm
全幅:1735mm
全高:1505mm
ホイールベース:2580mm
最小旋回半径:5.2m

両車とも4m台のコンパクトなボディサイズを持ちつつ、ノートオーラNISMOがわずかに幅広で、フィットe:HEV RSがやや背が高く、ホイールベースとに若干の差異が見られる。

◆エンジンスペック

・フィット e:HEV RS(2WD)

ホンダ フィット e:HEV RSホンダ フィット e:HEV RS

原動機型式:LEB-H5
種類:水冷直列4気筒横置
総排気量:1496cc
エンジン最高出力:78kW(106PS)/6000-6400rpm
エンジン最大トルク:127Nm(13.0kgfm)/4500-5000rpm
モーター最高出力:90kW(123PS)/3500-8000rpm
モーター最大トルク:253Nm(25.8kgfm)/0-3000rpm

・ノートオーラNISMO(2WD)

【ホンダ フィット e:HEV RS vs 日産 ノートオーラNISMO】スペック比較…エコとスポーティを共存させた2車種【ホンダ フィット e:HEV RS vs 日産 ノートオーラNISMO】スペック比較…エコとスポーティを共存させた2車種

原動機型式:HR12DE
種類:DOHC水冷直列3気筒
総排気量:1198cc
エンジン最高出力:60kW(82PS)/6000rpm
エンジン最大トルク:103Nm(10.5kgfm)/4800rpm
モーター最高出力:100kW(136PS)/3183-8500rpm
モーター最大トルク:300Nm(30.6kgfm)/0-3183rpm

両車ともに電気モーターを採用しており、フィットe:HEV RSは4気筒1.5L、ノートオーラNISMOは3気筒1.2Lエンジンを搭載している。よってエンジンとモーターの出力特性に違いが見られる。

◆燃費

・フィット e:HEV RS(2WD)
WLTCモード:27.2km/L
市街地モード:25.6km/L

・ノートオーラNISMO(2WD)
WLTCモード:23.3km/L
市街地モード:22.4km/L

◆価格

・フィット e:HEV RS(2WD)

ホンダ フィット e:HEV RSホンダ フィット e:HEV RS

244万7500円

・ノートオーラNISMO(2WD)

【ホンダ フィット e:HEV RS vs 日産 ノートオーラNISMO】スペック比較…エコとスポーティを共存させた2車種【ホンダ フィット e:HEV RS vs 日産 ノートオーラNISMO】スペック比較…エコとスポーティを共存させた2車種

307万2300円

日産ノートオーラNISMOとホンダフィットe:HEV RS両車は、それぞれの個性を際立たせたコンパクトスポーツモデルとして、ユーザーに異なる魅力を提供している。ノートは高出力モーターと洗練されたデザインで、フィットは優れた燃費性能とリーズナブルな価格で魅了する。価格差はあるものの、両車ともに電気モーター技術を駆使し、走りの楽しさと環境性能の両立を実現している。選択は個人の優先順位によって分かれるだろうが、どちらを選んでも、現代のコンパクトスポーツカーが到達した高次元のバランスを体感できるはずだ。両モデルの進化が、この市場セグメントをさらに活性化させることは間違いない。

《宗像達哉》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産がエルグランドなど新型4車種投入へ…NISSAN START AGAIN
  2. 「戻せばOK」は通用しない! 現代チューニングの合法ルールとは~カスタムHOW TO~
  3. その“黄色い枠”も隠せます! 必見のナンバーフレーム最新アイテム5選[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  5. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  4. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る