次世代の自動運転技術を発表、レベル3を早期に市場投入へ…アンバレラとプラス

アンバレラとプラスのロゴ
アンバレラとプラスのロゴ全 1 枚

アンバレラとプラスは7月31日、次世代の自動運転技術を発表した。

プラスの高性能な自動運転認識ソフトウェア「PlusVision」が、アンバレラのCV3-AD AIドメインコントローラーファミリーのシステムオンチップ(SoC)で利用可能となった。このソリューションは、業界トップクラスの電力効率を誇り、レベル2+およびレベル3の自動運転車の早期市場投入を支援する。

PlusVisionは、トランスフォーマーベースのディープニューラルネットワークAI認識ソフトウェアで、プラスのレベル4認識能力と多様なデータセットを組み合わせている。プラスの自動運転スタックは、米国、ヨーロッパ、オーストラリアで数百万マイルの実走行データを蓄積しており、このデータによりPlusVisionは非常に情報豊富な出力を可能にする。これにより、自動車メーカーは詳細な自動運転ポリシーを開発・微調整することができるという。

PlusVisionスタックは、ミッドレンジのCV3-AD655 SoC上で動作し、11台のカメラを30フレーム/秒で同時に処理することができる。このソリューションは、前方カメラの検出範囲が200m以上に達し、高速走行時の長距離認識を可能にする。

CV3-AD SoCファミリーは、低消費電力でありながら高度な画像処理と優れたAI性能を実現する。プラスとアンバレラのチームは、CV3-AD SoC内のCVflow AIエンジン向けにトランスフォーマーベースのPlusVisionモデルを最適化し、高性能、低遅延、低消費電力のAI処理を実現した。この効率性により、EVバッテリーの航続が拡大し、自動車メーカーは他のソフトウェアを統合して差別化された機能を作成するための余裕を得ることができるという。

アンバレラの製品は、ビデオセキュリティ、先進運転支援システム(ADAS)、電子ミラー、ドライブレコーダー、ドライバー/キャビンモニタリング、自動運転、ロボティクスなど多岐にわたる人間の視覚およびエッジAIアプリケーションで使用されている。アンバレラの低消費電力SoCは、高解像度ビデオ圧縮、先進画像およびレーダー処理、強力なディープニューラルネットワーク処理を提供し、知的な認識、融合、計画を可能にする。

プラスは、より安全で環境に優しい世界を目指して運転知能を構築するAI企業。プラスの自動運転ソリューションは、ドライバーアウトのSuperDriveから高度に自動化されたPlusDrive、次世代安全技術PlusProtect、モデルベースの認識ソフトウェアPlusVisionまで多岐にわたる。シリコンバレーに本社を置き、米国、ヨーロッパ、オーストラリアで事業を展開している。プラスは、ボッシュ、ヒョンデ、IVECO、ニコラ、スカニアなどのパートナーと協力し、次世代の輸送ソリューションを加速させている。

《森脇稔》

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