スバルは8月5日、2025年3月期第1四半期連結決算・業績の概要を発表した。世界販売台数は約10%のマイナスとなったものの、売り上げは微増、損益は約8%のプラスとなった。通期連結業績見通しは変わらず。
●連結売上収益
国内生産は、前期末に発生した工場操業停止を起因とした生産影響などにより前年同期比10.5%減の14万3000台と落ち込んだ。しかし海外生産は同15.0%増の9万6000台と堅調に推移し、世界生産は前年同期比1.7%減の23万9000台と、ほぼ前年並みの実績となった。
全世界販売台数は、国内生産の減少が各市場への出荷に影響を与え、10.2%減の21万2000台となった。
連結売上収益は、為替変動による増収効果などにより、同0.9%増の1兆0921億円となった。