三菱『ミニキャブEV』、インドネシア国営郵便企業に納車…新首都で初の電動物流車に

三菱『ミニキャブEV』をインドネシア国営郵便企業PosINDに納車
三菱『ミニキャブEV』をインドネシア国営郵便企業PosINDに納車全 2 枚

三菱自動車は8月22日、インドネシアで郵便サービスを行う国営企業のPosINDに、EVの『L100 EV』(日本名:『ミニキャブEV』を納車した、と発表した。

参考画像:日本郵便に導入されているミニキャブEV

インドネシア新首都ヌサンタラ(IKN)で、三菱自はPosINDに初の電動物流車を納入した。L100 EVは、PosINDの日常業務に使用される予定であり、新首都での持続可能な公共サービスの発展をサポートする具体的なステップとなる。

三菱自は、インドネシア社会を長期的に支援するための持続可能性を戦略の基盤としており、「グリーンイニシアティブ」を通じて環境と社会に貢献することを目指している。三菱自とPosINDの協力は数年前から始まり、L100 EVの試験運用を通じて関係を強化してきた。

三菱自とPosINDは、2022年4月から2023年3月までの11か月間、L100 EVを使用した共同試験を実施し、日常の物流業務においてその有効性を確認した。PosINDは、この試験結果をベースにL100 EVをさまざまな業務に導入し、特にヌサンタラ物流ハブやインドネシア各地での物流業務に活用していく。

L100 EVは、日本ではミニキャブEVとして知られる軽商用車で、バッテリー駆動の電動車両である。2023年12月からインドネシアのチカラン工場で生産が開始され、初めて日本国外で生産されるモデルとなった。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 衝突試験、1回の費用はおいくら? ホンダ栃木四輪開発センターで見学
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 復活の『テスタロッサ』にスパイダー、ハードトップは14秒で開閉可能…最高速330km/h
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る