BYD、高級EV「方程豹」ブランドにファーウェイの自動運転技術を搭載へ

BYDが高級EV「方程豹」ブランドにファーウェイの自動運転技術を搭載する契約を締結
BYDが高級EV「方程豹」ブランドにファーウェイの自動運転技術を搭載する契約を締結全 2 枚

ファーウェイ(華為技術)は8月27日、BYDとの間で、BYDの高級EV「方程豹」(ファンチェンバオ)ブランドにファーウェイの自動運転技術を搭載する契約を締結した、と発表した。

高級EV「方程豹」ブランドの代表的モデル

この協定は、両社の戦略的パートナーシップに基づくもの。BYDの高級EVブランドの方程豹向けに、自動運転技術を共同で開発する。最初初の製品は方程豹『豹8』で、ファーウェイのスマートドライビングADS3.0を搭載する。

方程豹はBYDの新エネルギー車ブランドであり、技術を通じて個性の平等を実現し、より良い生活を提供することを目指している。ブランドの発表から1周年を迎えた方程豹は、ブランドの刷新戦略を開始し、ブランドの発展の第2段階に入った。今回の協力は、両社が新エネルギー車の自動運転ソリューションを共同で開発し、スマート化を実現するためのものだ。

豹8は、BYDと華為技術の協力の成果として、ファーウェイのスマートドライビングADS3.0を初めて搭載するモデルとなる。両社は長期間にわたって研究開発を進めており、今年の第3四半期以降に豹8が正式に発売される予定だ。

スマートドライビングADS3.0は、安全優先のエンドツーエンドネットワークアーキテクチャを初めて導入し、より人間らしく、安全で効率的な運転体験を追求する。安全面では、前方・側方・後方の衝突防止性能が向上し、誤ってアクセルを踏んだ場合の衝突防止もサポートする。自動運転ナビゲーションアシストでは、出発地点から目的地までの全シーンをカバーし、複雑なシーンにも対応できる。

豹8は、BYDのスーパーハイブリッドインテリジェントハードコアSUVとして位置づけられる。 2.0T DMOスーパーハイブリッドクロスカントリープラットフォームと、フル装備版のCloud Chariot-Pインテリジェント油圧ボディコントロールシステムをベースに、最新のスマートドライビングADS 3.0を搭載し、ユーザーに先進的なインテリジェントドライビング体験を提供するとともに、力強いパフォーマンスと快適な乗り心地を追求している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  3. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  4. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  5. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る