4日の日経平均株価は前日比1638円70銭安の3万7047円61銭と大幅続落。米国株安の流れを受け、幅広い銘柄に売りが波及。外為市場での円高・ドル安が嫌気され、輸出関連株が売りに押された。
3日のニューヨーク市場は626ドル安の4万936ドルと3日ぶりに反落。1日の下げ幅としては8月5日(1033ドル)以来の大きさとなった。
米製造業の景況感悪化が重しとなり、ハイテク株を中心に利益確定の売りが拡大。引けにかけて主力株の売りが膨らんだ。ハイテク株主体の米ナスダック市場は反落。電気自動車(EV)のテスラは1.64%安。
外国為替市場で円相場は一時1ドル=144円台後半に急伸。円高に伴う採算悪化懸念から終日売りに押され、自動車株は軒並み安となった。