11日の日経平均株価は前日比539円39銭安の3万5619円77銭と7日続落。円高の進行を嫌気し輸出関連株への売り圧力が高まり、海外筋の先物売りも相場を押し下げた。
10日のニューヨークダウは92ドル安の4万736ドルと反落。11日に8月の消費者物価指数(CPI)の発表を控え、持ち高調整の売りが優勢な展開となった。ハイテク株主体の米ナスダック市場は続伸。電気自動車(EV)のテスラはアナリストが高評価を示したことも受け4.58%高。
外国為替市場で円相場は一時1ドル=140円台へ上昇。日銀の追加利上げ観測が強まる中、自動車株は軒並み安となった。