高性能コネクティビティを手がけるバレンズセミコンダクター(以下、バレンズ)は9月18日、VA7000 MIPI A-PHY準拠の送受信用半導体が欧州の主要自動車メーカーに採用された、と発表した。
この採用は、バレンズがADASコネクティビティ・ソリューションの主要サプライヤであり、MIPI A-PHYが次世代センサ・コネクティビティの業界標準であることを証明するものという。
自動車メーカーは順次バレンズのMIPI A-PHY準拠半導体を車両に組み込む予定であり、量産開始(SOP)は2026年、年間約50万台の生産を見込んでいる。この新規設計への採用により、5~7年間にわたり年間1000万ドル以上の収益が得られるとバレンズでは予測している。