欧州自工会、EV需要減少に「緊急対策を要請」その内容とは

メルセデスベンツ EQS(参考)
メルセデスベンツ EQS(参考)全 3 枚

欧州自動車工業会(ACEA)は、EVの需要が減少し続けていることを受け、「緊急対策を求める」との声明を発表した。

欧州自動車工業会(ACEA)は、EUの市場シェアが縮小していることが業界と政策立案者にとって非常に憂慮すべき信号であると警告している。ACEAは、2025年に施行される新しいCO2目標に先立ち、EU機関に対して緊急の救済措置を講じるよう要請している。また、2026年と2027年に予定されている軽量および重量車両のCO2規制の見直しを2025年に前倒しすることも求めている。

欧州の自動車業界はパリ協定とEUの2050年輸送脱炭素化目標を支持し、電動化に数十億ユーロを投資してきた。現在、車両技術とゼロエミッション車両の供給は問題ではないが、システム全体の転換に必要な他の要素が整っていない。最近の報告書でも確認されたように、EUの競争力の急速な低下が状況を悪化させている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  3. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  4. ペダル踏み間違えで発生した死亡事故、高齢の被告に実刑判決
  5. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る