KTMも自動マニュアルトランスミッションを発表、新型バイク続々…EICMA 2024

自動マニュアルトランスミッションを搭載するKTMの新型バイクプロトタイプ(取材協力:ボッシュ)
自動マニュアルトランスミッションを搭載するKTMの新型バイクプロトタイプ(取材協力:ボッシュ)全 12 枚

オーストリアの二輪メーカーのKTMは、11月5日にイタリア・ミラノで開幕する「EICMA 2024」(通称ミラノショー)に出展する。EICMAは世界最大級の二輪車展示会であり、KTMは5年ぶりに公式出展を行う。今回の展示では、KTMは新技術や新モデルを多数発表する予定だ。

KTMは、2025年モデルのバイクに搭載される新しい自動マニュアルトランスミッション(AMT)を初公開する。この技術は、高性能なライディングと日常の快適さを両立させるものであり、ライダーの体験を大きく変えるという。また、新しい8.8インチTFTタッチスクリーンダッシュも発表される予定で、これによりユーザーエクスペリエンス(UX)とユーザーインターフェース(UI)が向上する。

自動マニュアルトランスミッションを搭載するKTMの新型バイクプロトタイプ(取材協力:ボッシュ)自動マニュアルトランスミッションを搭載するKTMの新型バイクプロトタイプ(取材協力:ボッシュ)

さらに、KTMは2025年モデルの新しいバイクを多数展示する予定。『990 DUKE R』や『1390 SUPER DUKE GT』などのフラッグシップモデルだ。また、『1390 SUPER ADVENTURE S EVO』などの新しいアドベンチャーツーリングバイクも発表される。

KTMは、電動バイクの分野でも新しいモデルを発表する。2025年モデルのKTM 『SX-E 3』やKTM『SX-E 5』など、ジュニアライダー向けの電動ミニバイクが展示される予定。これにより、次世代のライダー育成にも力を入れる。

KTMは、2024年にグループ収益を9.2%増加させ、バイク販売も2%増加させた。これにより、同社は引き続き研究開発に多額の投資を行い、新しいモデルや技術の開発を進めていく。

KTMの新型バイクのティザーKTMの新型バイクのティザー

《森脇稔》

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