4日の日経平均株価は前日比83円56銭高の3万8635円62銭と小幅続伸。日銀の早期利上げ観測が後退した一方で、中東情勢に対する警戒感も強く、相場は一進一退。円相場の動きに対しても神経質な展開となった。
3日のニューヨークダウは184ドル安の4万2011ドルと反落。中東情勢の悪化に対する警戒感から、主力株に持ち高調整の売りが先行。また、原油価格の上昇がインフレ圧力につながるとの懸念も売りを誘う要因となった。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は小反落。電気自動車(EV)のテスラは3.36%安。
外国為替市場で円相場は1ドル=146円台後半から前半へ強含み、自動車株は総じて軟調。