メルセデスベンツは、電気自動車の車体に塗るだけで発電できる革新的な太陽光発電技術の研究を進めていると発表した。この新技術では、人間の髪の毛よりも薄い、わずか5マイクロメートルの厚さのソーラーモジュールを使用している。このソーラーペイントは、1平方mあたり50グラムという軽さながら、20%という高い発電効率を誇る。中型SUVの表面積に相当する約11平方mの面積に塗布すれば、理想的な条件下で年間最大1万2000km分の電力を生成できるという。