電動化需要に応える「先進レーザー加工ラボ」、古河電工と日亜化学が愛知県に開設

愛知県刈谷市に「古河電工・日亜化学 先進レーザー加工ソリューションラボ」を開設
愛知県刈谷市に「古河電工・日亜化学 先進レーザー加工ソリューションラボ」を開設全 2 枚

古河電気工業(以下、古河電工)と日亜化学工業(以下、日亜化学)は、愛知県刈谷市に「古河電工・日亜化学 先進レーザー加工ソリューションラボ」を開設した。

これまで両社は、千葉県市原市、愛知県豊田市、神奈川県横浜市の3か所にレーザー加工実験設備を設置していた。しかし、モビリティの電動化加速に伴い、電動アクスルや電池などで多用される銅材料の溶接などレーザー加工の適用が広がっている。これにより、顧客の生産技術開発サイクルのさらなる短縮に向け、1か所で様々なレーザー加工ソリューション開発を行える拠点の必要性が高まっていた。

新たに開設された共創拠点「レーザー加工ソリューションラボCELL」には、光ファイバーからの輝度で世界最高レベルとなる最新の5kW青色レーザー発振器(BR5000)を設置。今後、Blue-IRハイブリッドレーザー発振器BRACEシリーズを含む古河電工製のすべての産業用レーザー発振器を配備する予定だ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. 日産エクストレイル“NISMO”と“AUTECH”の魅力を元プロ野球選手・山﨑武司が語る!PR
  5. ホンダ『シビック e:HEV』に「RS」登場! HRCバージョンの「タイプR」も初公開へ…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る