ソニーグループは12月2日、自動運転車を活用した新しい複合現実(MR)体験サービス「MRクルーズ」の第二弾を、福井県永平寺町で開始したと発表した。
このサービスは、自動運転レベル4の車両にヤマハ発動機と共同開発した「Sociable Cart(ソーシャブルカート):SC-1」で培った複合現実技術を搭載し、地域の歴史と文化をテーマにしたコンテンツを提供する。
「MRクルーズ」は、実際の車窓に映る景色にCGや音声などのデジタルコンテンツを重ね合わせることで、現実とバーチャルがシームレスに融合した体験を可能にする。乗客は、永平寺町の歴史や文化に関連した情報を、走行中の車窓を通して楽しむことができる。