ZF、中国で電動パワステ生産能力を再拡大へ…現地化戦略を加速

ZFの中国子会社が上海市安亭経済開発センターと電動パワーステアリングの第2期拡張に関する投資契約を締結
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ZFは、中国子会社のZFオートモーティブテクノロジーズが、上海市安亭経済開発センターと電動パワーステアリング(EPS)システムの第2期拡張に関する投資契約を締結したと発表した。

この契約により、ZFは中国におけるEPSシステム製品の生産範囲と生産能力をさらに拡大する。これは2022年7月の第1期契約に続く2度目の生産拡張となる。第1期拡張は2023年5月に完了したばかりだ。

ZFが中国で矢継ぎ早に生産拡大を進めていることは、同社の中国市場重視の姿勢と現地化戦略をさらに推進する決意を如実に示している。

自動車の電動化が急速に進む中国市場において、電動パワーステアリングは重要な基幹部品の一つとなっている。ZFはこの成長市場でのシェア拡大を狙い、現地生産能力の増強に積極的に取り組んでいる。


《森脇稔》

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