ステランティスとCATL、大規模リン酸鉄リチウムバッテリー工場を共同設立へ

ステランティスとCATLが大規模リン酸鉄リチウムバッテリー工場を共同設立
ステランティスとCATLが大規模リン酸鉄リチウムバッテリー工場を共同設立全 1 枚

ステランティスと中国のバッテリーメーカーCATLは、大規模なリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリー工場を共同でスペイン・サラゴサに設立すると発表した。両社は最大41億ユーロを投資し、完全にカーボンニュートラルな工場の建設を目指している。

新工場は2026年末の生産開始を目標とし、欧州の電気自動車市場の発展と当局の支援次第で、最大50GWhの生産能力を持つ可能性がある。この50対50の合弁事業により、ステランティスは欧州でのLFPバッテリーの供給を強化し、BセグメントとCセグメントの電気自動車、クロスオーバー、SUVにおいて、より高品質で耐久性があり、手頃な価格の製品を提供できるようになる。

この提携は、2023年11月に両社が締結した覚書に基づいており、欧州での電気自動車生産向けLFPバッテリーセルとモジュールの現地供給を目指している。また、先進的なバッテリー電気自動車(BEV)技術のロードマップ作成や、バッテリーバリューチェーンの強化も視野に入れている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る