M4を超えた?! BMW『M2 CS』新型が発売モード、ゴールド仕上げのホイールを装着

BMW M2 CS 新型のプロトタイプ
BMW M2 CS 新型のプロトタイプ全 30 枚

BMWのパフォーマンス・コンパクトクーペ、『M2』新型がデビューして約半年が経過した。そのM2シリーズの頂点に君臨する超高性能「M2 CS」に関する“ほぼ確定”情報を入手した。

第2世代M2が初めて披露された時、多くのファンは前世代より大きく、重いと感じた。が、並外れたスポーツカーであることはすぐに証明された。そしてCSバージョンの追加によりM2の名声はさらに高まるだろう。

BMWは、M2シリーズのフラッグシップバージョンをかなり前からテストしているが、今回は、リアクォーターウィンドウの偽装が取れ、ゴールド仕上げのホイールを初装着するなど、発売がいよいよ近くなったようだ。

プロトタイプのフロントバンパーは、新設計されたシャープなスプリッターと、改良されたエアインテークで大幅に変更され、標準仕様モデルよりもはるかにアグレッシブな外観になっていることがわかる。リアセクションも改良され、大きなリップスポイラーと、わずかに異なるバンパーや、ディフューザーパッケージが採用されているなど、標準モデルよりも少しエッジの効いた印象を与えている。

BMW M2 CS 新型のプロトタイプBMW M2 CS 新型のプロトタイプ

しかし、M2 CSで最もエキサイティングなのは、ボンネットの下で起こることだろう。M2の標準仕様と同じく、3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載するが、パワーは大幅に増加し、最高出力525psまで上昇する可能性が高い。この数字は、最高出力503psの、後輪駆動の「M4 コンペティション」を上回り、M2 CSの「駆けぬける喜び」はさらに大きくなるだろう。

また開発エンジニアは、不要な重量を減らして、パワーウェイトレシオをさらに向上させると予想されている。トランスミッションが6速マニュアルではなく、8速オートマチックのみで販売される可能性があることが残念ではあるが、それを忘れるほどのパフォーマンスを味わえるはずだ。

M2 CSの生産は2025年8月に開始され、翌2026年の7月に終了する予定だ。わずか11か月間しか生産されないため、かなり希少な車となりそうだ。価格は従来型の1280万円を超え、現地価格でも日本円換算約1500万円以上は濃厚で、完売後はプレミア価格により高騰するはずだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る