ちょっと丸くなった? メルセデスベンツ『GLB』次期型…EV仕様の登場で EQB は消滅へ!

メルセデスベンツ GLB 次期型のプロトタイプ
メルセデスベンツ GLB 次期型のプロトタイプ全 23 枚

日本でも人気のある、メルセデスベンツの高級クロスオーバーSUV『GLB』。その次期型の姿をスクープ班のカメラが初めて捉えた。ワールドプレミアは、早ければ2025年後半、遅れれば2026年第1四半期になるだろう。コンパクトラインアップの刷新が進む。

メルセデスベンツ『GLB』次期型プロトタイプ

現行型となる初代GLBは、2019オート上海において初公開、翌2020年には日本市場に導入された。開発中の第2世代では、初のEV仕様「GLBエレクトリック」が導入され、これまで電動バージョンとして販売されている『EQB』は消滅する。

現在のライフサイクルが終わると、『Aクラス』(セダン、ハッチバック)と『Bクラス』(ハッチバック)は廃止される可能性が高いが、代わりに『CLAセダン/シューティングブレーク』、『GLA』新型とこのGLB新型でラインナップが強化される。

メルセデスベンツテスト施設で捉えたGLB次期型のプロトタイプは、ボディを完全にカモフラージュしている。しかしディテールは不明ながらも、従来モデルを際立たせた箱型の魅力を保持しながら、コーナーはより丸みを帯びているようだ。

プロトタイプのプロポーションからは、ハッチバック風味の強いGLAの後継ではなく、3列シートのGLB後継車であることが強く示唆されている。次期型では、メルセデスの新しいスタイリング言語を取り入れ、従来モデルに比べて洗練されたデザインになっているようだ。

フロントエンドには、大きなグリルの両側に、よりスリムなLEDが取り付けられている。キャビンは、直立したテールと同様に、従来型からはわずかに調整されているようだ。リアセクションも完全ガードされており、生産中止となったスマート『フォーツー』のテールライトに似た、ステッカーで偽装されている。

プラットフォームは新開発「MMA」(Mercedes Modular Architecture)。メルセデスベンツのコンパクトラインアップは今後すべて、内燃機関とEVパワートレインとの互換性があるMMAを採用することになっている。

パワートレインはCLA次期型と共有すると思われる。内燃機関駆動ラインナップは、マイルドハイブリッド1.5リットル直列4気筒ターボガソリンエンジンを用意、8速デュアルクラッチ・オートマチックトランスミッションと組み合わされ、小型電気モーターが積まれる。内燃エンジンは最高出力136ps、163ps、190psの3つのパワーレベルで提供され、電気モーターが27psを追加する。前述の通りフル電動バージョンも設定され、EQBを統合する。

駆動レイアウトはGLB次期型でも、現行と同様に前輪駆動(FWD)と全輪駆動(AWD)の両方を提供する。AMGパフォーマンス仕様では、パワーと効率を高めるために何らかの形のハイブリッドアシスタンスが採用されるはずだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. トヨタの新モビリティ向けEV、『e-Palette』販売開始…2900万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る