JFEエンジニアリングと海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)は、インドの道路PPP(官民連携)事業に初めて参入すると発表した。両社は、インドのDP Jain & Co. Infrastructure Pvt Ltd.(DPJ)が保有する4つの道路運営子会社への出資および事業参画に合意した。
この取り組みは、日本の建設会社としては初めてのインド道路PPP事業への参入となる。JFEエンジニアリングとJOINは、日本で新たに設立する投資SPV「日印道路合同会社」を通じて、DPJが保有する4路線の道路PPP事業会社に出資し、事業に参画する。
4つの事業会社が運営する道路車線の総延長は約600kmに及び、保持するコンセッション契約の残存期間は最長で8年となっている。また、これらの事業会社の運営を支援する合弁会社を、JFEエンジニアリング、JOIN、DPJの3社でマハラシュトラ州ムンバイ市に新たに設立する。