スズキは12月25日、インド子会社のSuzuki R&D Center India Private Limitedを通じて、インド全国酪農開発機構(NDDB)の子会社のNDDB Mrida Limited(Mrida社)への出資契約を締結したと発表した。
この提携により、スズキはインド全土でのバイオガス事業の拡大を目指す。
契約締結式は、グジャラート州アナンドのNDDB本社で行われ、NDDBのS・ラジーブ取締役、スズキの鈴木俊宏社長、そしてインドの主要乳業組合の代表者が出席した。
スズキは、インドにおけるカーボンニュートラルの実現に貢献するため、NDDBと協力してインドの乳業組合とともにバイオガスプラントの設置に取り組んでいる。Mrida社は、インドの牛ふんを原料としたバイオガスプラントの設置・運営管理を行い、環境保全と農業の発展を目指すことを目的に2022年7月に設立されたNDDB100%出資の子会社だ。