スズキのインド子会社「Next Bharat Ventures IFSC Private Limited」(以下Next Bharat)は12月26日、浜松市と産業連携の促進に向けた覚書を締結したと発表した。インド工科大学ハイデラバード校で覚書締結式が行われ、中野裕介浜松市長およびNext Bharatのジンダル社長をはじめとする両者の関係者が出席した。
Next Bharatは、スズキがインドにおける社会課題をビジネスの力で解決するために設立した子会社だ。同社は、インドの社会起業家の支援を行っており、今回の覚書締結を通じて、スタートアップ支援に取り組んでいる浜松市との協力関係を構築する。
この連携により、両者は日印間の人的交流やビジネス機会の創出など、産業連携の促進に取り組んでいく。具体的には、両国のスタートアップ企業に対する支援プログラムの共同開発や、技術交流会の開催などが検討されている。