2025年は巳年、ヘビにちなんだ車あれこれ…イギリス、アメリカ、欧州、日本

ACコブラ
ACコブラ全 15 枚

2025年は巳年、蛇の年。ヘビに関連した自動車の車名で思いつくのは……。

【画像全15枚】

まずACコブラ』。シボレー『コルベット』対抗を模索していたフォードが、イギリスのACカーズと組んで開発した軽量スポーツカーだ。1963年から1000台ほどの車体がイギリスで製作され、アメリカでV8を搭載した。

フォードモーターの4.2リットルV8エンジンは、その後「コブラ」の形式名を持つようになる。ACコブラにも「~スネーク」といったサブタイプが存在していた。ACコブラを企画したのがスポーツカーデザイナーのキャロル・シェルビーだ。

フォードとACとの協力関係が終了したのち、シェルビーは70年代に『マスタング』の高性能仕様、「シェルビー・マスタング」を開発、生産する。これにコブラのエンブラムがあしらわれていた。またACコブラと同様に「スーパースネーク」というサブタイプがあった。

キャロル・シェルビーとフォード・シェルビー・マスタング・コブラGT500(ニューヨークモーターショー2005)キャロル・シェルビーとフォード・シェルビー・マスタング・コブラGT500(ニューヨークモーターショー2005)

90年代、「コブラ」はマスタングの高性能仕様のタイプ名に用いられていた。21世紀になるとマスタングベースのレース仕様を「シェルビー」と呼ぶようになり、コブラのエンブレムが装着された。現在、フォードのカタログモデルに「コブラ」の名を持つものはないが、コンセプトモデルにしばしば使われるなど、伝統のネーミングとなっている。

キャロル・シェルビーはクライスラーグループにも協力しており、コブラと同じ毒蛇を車名にもつダッジバイパー』が90年代に誕生する。

欧州では、アルファロメオのマークに、人を飲み込む大蛇がデザインされていることが広く知られている。これは本拠地ミラノの名家、ヴィスコンティ家の紋章に因む。

アルファロメオ(2015年~)アルファロメオ(2015年~)

日本では光岡自動車が『オロチ』というスーパーカーを作っていた。少量生産のスペシャリティカーメーカー、カスタムカーメーカーには、ブランド名や車名で蛇に因むものがあるかもしれない。塗料やアクセサリーの名前にもありそうだ。

現在はフォルクスワーゲンの傘下になっているが、イタリアのデザインハウス、イタルデザインは1980年に『メドゥーザ』コンセプトを提案している。ランチアのメカニズムを用いた空力スタディだ。ただし車名は、髪の毛が蛇の神話の怪物ではなく、おそらく水生動物の「クラゲ」だろう。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がRAV4デザインに!? 次期型が驚きの進化、国内トップSUVの最新情報
  2. ホンダ『N-BOX』の運転席を収納力アップ! 簡単設置の専用「ダッシュボードトレイ」発売
  3. 車の黒樹脂パーツが白くなる原因と対策、洗車後に差が出るメンテナンス方法~Weeklyメンテナンス~
  4. 『ジムニー』がアメリカンクラシックに変身! アルパインスタイルのカスタムカー『ベアス』が「5型」ベースに進化、338万円から
  5. 日産、新車開発AIで大幅短縮、新型『スカイライン』など1年に7車種投入[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. NEC、3D点群データを90%軽量化する世界初のAI変換技術を開発…2027年度実用化へ
  3. BYD、Huawei、Xpengが示す中国自動車産業の次なるステージとは…匠新[インタビュー]
  4. ダイフク、520億円の成長投資でマザー工場再開発とドイツ企業買収…2030年に売上高1兆円へ
  5. AIドライブレコーダーで道路損傷を自動検出、「道路巡回ソリューション」共同開発…電気興業とサイバーコア
ランキングをもっと見る