マツダが米運輸省と連携、国家道路安全戦略に参画---交通事故死ゼロをめざす

マツダ CX-50 ハイブリッド(2025年モデル)
マツダ CX-50 ハイブリッド(2025年モデル)全 3 枚

マツダの北米事業部(MNAO)は、米国運輸省(DOT)が推進する国家道路安全戦略(NRSS)に参画し、交通事故死者数の削減に向けた取り組みを強化すると発表した。

米運輸省は2023年、NRSSの一環として「行動呼びかけキャンペーン」を開始。交通安全に関わる企業や団体に対し、交通事故死ゼロという共通目標の実現に向けた具体的な行動計画の策定を求めている。

これを受け、マツダは2024年モデルから全車種に先進安全装備を標準搭載することを決定した。具体的には、ブラインドスポットモニタリング、後側方接近警報、車線逸脱警報システム、自動ブレーキなどの安全システムに加え、全座席のシートベルト警告音を装備する。

さらに2025年モデルでは、子どもの車内放置事故防止を目的とした後部座席リマインダーの搭載を計画している。これは、暑い車内に子どもを置き忘れるという悲劇的なミスを防ぐための機能だ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る