ゼンリン、中国車メーカーの日本進出を支援、カーナビ分野で中国Neusoftと提携

中国のソフトウェア大手Neusoft Corporationと日本の地図会社ゼンリンは、自動車ナビゲーション分野での業務提携に向けた覚書を締結したと発表した。

両社は、それぞれの強みを活かし、日本の自動車市場のニーズにより適したナビゲーション製品とインテリジェントコネクテッドサービスソリューションを、中国の自動車メーカー向けに提供していく。

Neusoftは、日本を重要な研究開発拠点と位置付け、長年にわたり日本市場での事業展開を進めてきた。同社は2024年に、グローバル車載インテリジェントモビリティソリューション「OneCoreGo 5.0」をリリースしており、ナビゲーション製品を中心とした標準製品とカスタマイズ開発のワンストップソリューションの提供を目指している。

一方、ゼンリンは70年以上の歴史を持つ日本の地図会社で、全国をカバーする高精度な地図データの整備を行っている。今回の提携により、Neusoftはゼンリンの技術を活用し、ナビゲーション製品の精度向上とリアルタイムの道路状況更新能力の強化を図る。


《森脇稔》

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