ブリヂストン、ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』に高性能タイヤ供給、日米の違いとは

ヤマハ YZF-R9
ヤマハ YZF-R9全 8 枚

ブリヂストンは、ヤマハ発動機の新型スーパースポーツモデル『YZF-R9』の新車装着タイヤとして、2種類の高性能タイヤを供給すると発表した。

日本・欧州向け車両には「BATTLAX RACING STREET RS11」を、北米向け車両には「BATTLAX HYPERSPORT S22」を採用する。

新型YZF-R9は、"Re-DNAed Supersport"をコンセプトに、ミドルクラス最強のトラックパフォーマンスと最高のエキサイトメントを併せ持つ新型スーパースポーツモデルだ。YZFシリーズの特徴を継承しつつ、エアロダイナミクスを高めた新たな機能美を追求している。

ヤマハ YZF-R9ヤマハ YZF-R9

ブリヂストンは長年にわたりヤマハと共創関係にあり、様々な車両の性能を引き出すタイヤ開発・装着で貢献してきた。今回採用された2種類のタイヤは、それぞれの地域特性に合わせて開発されている。

「BATTLAX RACING STREET RS11」は、特にドライ時に高いコーナリンググリップ性能とシャープなハンドリングを実現。公道でのスポーティーな走行を追求している。一方、「BATTLAX HYPERSPORT S22」は、高いドライグリップ性能と軽快なハンドリングに加え、優れたウェット性能も確保。急な天候変化にも対応できる安心感を提供する。

ヤマハ YZF-R9(写真は海外仕様)ヤマハ YZF-R9(写真は海外仕様)

ブリヂストンは、モータースポーツを「走る実験室」と位置づけ、レースで培った技術を市販用タイヤに活かす「From Circuit to Street」のコンセプトを掲げている。この取り組みを通じて、モーターサイクル用プレミアムタイヤ事業のグローバル戦略を強化している。

同社は、安心・安全で楽しいモーターサイクル文化の発展に貢献し、将来にわたって「走るわくわく」を提供し続けることを目指している。これは、同社の企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」の一環でもある。

ブリヂストンの今回の取り組みは、高性能バイク向けタイヤ市場での競争力強化と、ユーザー体験の向上を目指すものだ。

《森脇稔》

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