ボッシュ、水素技術やSDV向けイノベーション出展…インド自動車産業の未来を提示

ボッシュのインド「バーラト・モビリティ・グローバル・エキスポ2025」ブース
ボッシュのインド「バーラト・モビリティ・グローバル・エキスポ2025」ブース全 1 枚

ボッシュは、「バーラト・モビリティ・グローバル・エキスポ2025」に、インド自動車産業の未来に向けた革新的な技術を出展した。

ボッシュは、最先端の安全システム、先進的なソフトウェアソリューション、電動化技術を中心に、安全で持続可能、そしてエキサイティングな未来を形作る変革的なソリューションを2つの会場で展示する。

水素デモンストレーショントラックは、ボッシュの水素技術の進歩を示す体験型車両で、ゼロエミッションと持続可能性を重視したモビリティの加速を目指す同社の取り組みを表している。インドでは、長距離トラック向けにディーゼルに代わる有望な選択肢として水素エンジンが注目されている。ボッシュは世界的に水素技術に約20億ドルを投資し、この分野でのリーダーシップを強化している。

車両モーション技術では、インテリジェント・ターン・アシストやオート・ビークル・ホールドなどの機能を通じて、ボッシュの自動車安全技術の進歩を紹介した。前者は急カーブやオフロード条件下での操縦性と安全性を向上させ、よりスムーズで制御された旋回を実現する。後者は渋滞時の利便性と安全性を高める。

ソフトウェア&サービスでは、ボッシュのソフトウェア定義車両(SDV)向けイノベーションを展示した。今回のエキスポでは、生成AIやクラウドネイティブツールなどのライブデモを通じて同社のSDV専門知識を体験できるようにした。

先進ライダーアシスタンスシステム(ARAS)では、アダプティブクルーズコントロール、前方衝突警報、死角検知などの先進的なライダーアシスタンスシステムを紹介した。


《森脇稔》

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