ボルボの「はたらく車」、アーティキュレート式ダンプトラックが新世代に…燃費15%改善

ボルボの新世代アーティキュレート式ダンプトラック
ボルボの新世代アーティキュレート式ダンプトラック全 3 枚

ボルボ・コンストラクション・イクイップメント(ボルボCE)は、同社最大規模のアーティキュレート式ダンプトラックの新製品ラインナップを発表した。

【画像全3枚】

この新シリーズは、生産性向上や排出ガス削減、そして接続ソリューションへの現代的なニーズに応えるべく設計されている。

新シリーズは『A25』から『A60』までのモデルで構成され、2025年から世界市場に順次導入される予定だ。1966年に世界初のアーティキュレート式ダンプトラック「グラベル・チャーリー」を開発したボルボCEは、今回の発表で再び業界をリードする姿勢を示した。

新型モデルの特徴は、新しい電子システムと自社開発のトランスミッションにある。これにより、モデルや用途に応じて最大15%の燃費改善を実現している。さらに、将来的な駆動系の変更にも対応できるよう設計されている。

今回のラインナップでは、新モデル『A50』が追加された。A50は、需要の高い50トン級市場への参入を意味し、顧客の選択肢を広げることになる。

持続可能性への取り組みも見逃せない。ブロース工場で製造されるダンプトラックには、リサイクル材料を使用し、化石燃料フリーの電力とバイオガスで生産された低炭素排出鋼材が導入されている。これは、ボルボCEが2040年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す取り組みの一環だ。

この新シリーズは、数十年来最大の製品ポートフォリオ刷新となる。過去12カ月で製品の35%以上が刷新。建設機械業界におけるイノベーションとリーダーシップへの継続的なコミットメントを強調している。

新型ダンプトラックは、1966年の「グラベル・チャーリー」と同様、再び業界のベンチマークを設定することになりそうだ。燃費改善や持続可能性への取り組みは、建設業界全体の環境負荷低減にも貢献すると期待されている。

《森脇稔》

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