三菱製鋼、インドに自動車用ばね新工場を開設…生産能力を2倍に増強

三菱製鋼がインドに自動車用ばね新工場を開設
三菱製鋼がインドに自動車用ばね新工場を開設全 2 枚

三菱製鋼は、インド・カルナータカ州ベンガルールにあるグループ会社Stumpp Schuele & Somappa Auto Suspension Systems Pvt. Ltd.(5S社)のチェンナイ工場において、自動車用ばね新工場のオープニングセレモニーを開催した。

セレモニーには日系、インド系、欧米系、韓国系カーメーカーの顧客を招き、三菱製鋼から山口社長、安達上席執行役員(ばね事業部長)らが出席した。現地の慣習に従い「Puja」と呼ばれる儀式で事業の成功を祈願したほか、除幕式やテープカットが行われ、各代表者のスピーチが続いた。

三菱製鋼グループは、人口増や所得向上を背景に自動車市場が急拡大しているインドを重要な成長市場の一つと位置付けている。新工場のばねラインは、熱間・冷間成形、独自開発の高強度ばね用ショットピーニング技術、強化塗装ラインを備えた5S社と三菱製鋼のノウハウを結集した設備を保有している。これにより、高まるインドの自動車需要に高い技術と品質で応えていく方針だ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  5. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る