ロールスロイスが「香水」を開発、最上位モデル「ファントム」専用の拡散システム導入

ロールスロイスが『ファントム』専用フレグランス「ロールスロイス セント」を開発
ロールスロイスが『ファントム』専用フレグランス「ロールスロイス セント」を開発全 5 枚

ロールスロイス・モーターカーズは、最上位モデル『ファントム』に専用フレグランス「ロールスロイス セント」を導入すると発表した。

この専用フレグランスは、ロールスロイスの社内調香師によって開発された。車内で使用される素材の自然な香りを優雅に補完するよう設計されており、アミリス、シダーウッド、ローズウッド、アイリスの香りをブレンドしている。これらの香りの組み合わせにより、ロールスロイスならではの静寂な雰囲気を引き立て、高める効果が期待される。

ロールスロイスでは、新モデルの開発時に生化学からオートパルファムまで幅広い分野の専門家で構成される特別部門が、車内で使用される革、木材、ウール、その他の触感のある素材の選定に関与している。これには、ラッカーや染料など、素材を保護し強調するための材料も含まれる。専門家たちは、各素材が視覚的、触覚的な品質だけでなく、香りの面でも最高のものであることを確認している。

ロールスロイス・ファントム の「シリーズII」ロールスロイス・ファントム の「シリーズII」

「ロールスロイス セント」は、車内の感覚的体験をさらに豊かにするために設計された。シダーウッドが落ち着きのある繊細なスパイシーさを、ローズウッドが乾いた甘さを、アイリスが花のような土の香りを、アミリスが木の煙のような香りを加えている。これらが一体となって、柔らかく貴重な香りと豊かさ、深みのバランスが取れたフレグランスとなっている。

このフレグランスのために、特許取得済みの香り拡散システムが開発された。この構造により、長時間にわたって洗練された感覚的体験を提供するため、適度な量の香りが放出される。

ロールスロイスは、世界中の顧客に一貫した体験を提供するため、静止状態と走行状態、さまざまな温度や湿度条件下でのテストを実施。30回以上の試作を重ね、香りの持続性と繊細さのバランスを慎重に調整した。

この新しいフレグランスの導入により、ロールスロイスは車内体験の新たな次元を切り開き、五感全てを満足させる究極の贅沢を追求していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 史上最強のVW『ゴルフGTI』、6月20日デビューを予告
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る