F-LINEは、2月27日からT2のレベル2自動運転トラックによる幹線輸送の実証実験を開始すると発表した。深刻化する食品物流の課題に対応し、持続可能な物流システムの構築を目指す。
F-LINEは2015年のプロジェクト立ち上げ以来、味の素、ハウス食品、カゴメ、日清製粉ウェルナ、日清オイリオ、Mizkanの食品メーカー6社が食品物流の課題解決に取り組んできた。これまでに共同幹線輸送や地域での共同配送、長時間待機・付帯作業の解消など、様々な施策を実施してきた。
今回の実証実験は、関東から関西にかけての高速道路で行われる。2月27日には味の素の製品を川崎物流センターから西宮物流センターへ、28日にはハウス食品の製品を八尾物流センターから三郷物流センターへ輸送する予定だ。