横浜ゴム、次世代タイヤ原料の量産化めざす…日本ゼオンと植物由来ブタジエン生成の実証設備建設へ

ラボ設備で試作したブタジエンゴム
ラボ設備で試作したブタジエンゴム全 1 枚

横浜ゴムと日本ゼオンは、植物原料由来などのエタノールからブタジエンを高効率で生成する技術の実証設備を、ゼオン徳山工場(山口県周南市)内に建設することを決定したと発表した。2026年から稼働を開始し、ブタジエンの確保並びに量産に向けた各種データを収集していく。

この取り組みは、NEDOの「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発」に採択された研究開発テーマの一つ。日本ゼオンと横浜ゴムは、産業技術総合研究所、東京科学大学、理化学研究所の協力のもと、2030年代に植物原料などからブタジエン、イソプレンを高効率で生成する2つの技術の社会実装を目指している。


《森脇稔》

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