自動車向けシート大手のLearは、ポルトガルのストーンシールド・エンジニアリングを買収したと発表した。この買収により、Learはワイヤーハーネス生産向けの自動化技術を強化し、E-システム事業全体の効率化を図る。
ストーンシールド・エンジニアリングは2017年に設立された企業で、ワイヤーハーネス業界向けの自動化技術の設計・開発を専門としている。主な分野はロボティクス、自動テーピングアプリケーション、高電圧ハーネスの組立技術などだ。
Learのレイ・スコット社長兼CEOは「ストーンシールドの専門技術を活用することで、E-システム事業全体における生産プロセスの自動化を加速させる」と述べ、さらに「ワイヤーハーネス生産向けの新たな先進技術を開発し、効率性とオペレーショナル・エクセレンスをさらに向上させる」と付け加えた。