1車両あたり約30秒で測定、三洋貿易のEVバッテリー診断機…IAAE 2025に出展予定

電気自動車 バッテリー診断機
電気自動車 バッテリー診断機全 2 枚

三洋貿易は、2月26日から28日に東京ビッグサイトで開催される、IAAE 2025に出展する。三洋貿易が出展するのは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の駆動用バッテリーの健全度合や劣化度合を診断するバッテリー診断機だ。

三洋貿易の診断機は、CHAdeMO急速充電口に挿入するだけで簡単に操作でき、データは専用アプリで管理可能だ。充放電を行わずに車両状態で測定できるため、安全性も高いという。また、リーズナブルな価格で診断回数は無制限であり、カーディーラーや中古車査定、メンテナンス施設での利用が期待される。

EVバッテリーの健全性測定には、統一的な診断基準がなく、使いやすい診断機器も市場に少ないという課題がある。三洋貿易の診断機は、1車両あたり約30秒で測定が可能で、CHAdeMO充電口を備える車両に対応している。診断結果は「B-doc Score」で一律に比較でき、競合品に比べてスピーディで軽量、安価、安全なシステムを提供する。

今後、三洋貿易はEV・PHEV用バッテリーのメンテナンス機器類の販売を開始する予定で、昇降機や充放電機、電圧バランス調整機の開発を進めているそうだ。

IAAE(国際オートアフターマーケットEXPO)は、自動車の売買・整備・メンテナンスをはじめとする自動車のアフターマーケットビジネスの活性化を図ることを目的に、交流の場を創出するコンベンションだ。自動車特定整備認証、運用が開始されたOBD検査など、様々な自動車アフターマーケットに関する最新情報や業界動向について、展示・実演・セミナーなどにより発信する。

2025年は2月26~28日に東京臨海都心の東京ビッグサイトで開催される。22回目となる今回は、国内219社、海外170社が出展予定で、最大級規模になる。主催は国際オートアフターマーケットEXPO実行委員会。

《レスポンス編集部》

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