アルピーヌは、新型電動スポーツカー『A390』を5月27日に世界初公開すると発表した。A390は、ブランド初となる100%電動の5人乗りファストバックモデルで、アルピーヌの「ドリームガレージ」構想における2番目の車種となる。
アルピーヌは2024年10月のパリモーターショー2024で『A390_β』というショーカーを披露しており、今回の発表はその市販モデルとなる。A390は、アルピーヌの象徴的モデルである『A110』のスポーティな特性を、5人乗りの電動車として再解釈したモデルだという。

新型A390の世界初公開は、アルピーヌの創業の地であり、今後もA390の生産拠点となるフランス・ディエップで行われる。発表の数日後には、同じくディエップでブランド創立70周年を記念する大規模なイベントが予定されている。
アルピーヌのローラン・ロッシCEOは「A390は、アルピーヌの伝統と革新を融合させた画期的なモデル。電動化時代におけるスポーツカーの新たな基準を示すことができると確信している」とコメントしている。
アルピーヌは今後、A390の詳細情報を段階的に公開していく予定だ。