ゴードン・マレー、超軽量車体開発プロジェクト始動…次世代スーパーカー向け

ゴードン・マレー・オートモーティブ T.50(参考)
ゴードン・マレー・オートモーティブ T.50(参考)全 5 枚

英国のゴードン・マレー・グループ(GMG)は、次世代の超軽量で環境に優しい車体構造を開発する新たなコンソーシアムプロジェクトを発表した。

【画像全5枚】

「プロジェクトM-LightEn」と名付けられたこの取り組みは、3年以内に現行比50%のCO2削減を実現する新しい車体アーキテクチャの創出を目指している。

イノベートUKとアドバンスド・プロパルション・センター(APC)から資金支援を受けるこのプロジェクトには、GMGの他にカーボン・スリーシックスティ、コンステリウム、ブルネル大学ロンドンが参加。最大160人の新規雇用が見込まれている。

GMGはプロジェクトを主導し、デジタルおよび物理的なモノコック試作品の研究、設計、製作、検証を行う。目標は、新車開発や産業化に向けた革新的なモノコック構造の実現だ。さらなる軽量化による性能向上を目指し、将来のゴードン・マレー・オートモーティブ(GMA)車両で、スーパーカー史上最少のライフサイクルカーボンフットプリントの達成を視野に入れている。

ゴードン・マレー・オートモーティブ T.50(参考)ゴードン・マレー・オートモーティブ T.50(参考)

コンソーシアムは、車両のライフサイクルCO2を3分の1以上削減することを目標に掲げている。AIを活用した設計の最適化、新素材の開発、先進的な製造プロセスの導入などが計画されている。

コンステリウムとブルネル大学は、英国の消費者スクラップアルミニウムを80%使用した超高強度押出材の実現を目指す。一方、カーボン・スリーシックスティは、高精度な「テーラードファイバープレースメント」製造プロセスにより、製造時の廃棄物をほぼゼロに抑えた軽量カーボンファイバー複合材部品の生産を担当する。

プロジェクトの第一段階はすでに始まっており、新素材や「接合」技術の探求が行われている。2027年後半からは、M-LightEnの成果を少量生産車両に適用し、その後、より大規模な主流アプリケーションへの展開が予定されている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ エブリイワゴン 新型試乗】快適性がさらにアップ、走りも“頼り甲斐のある”実用ワゴン…島崎七生人
  2. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  3. 『エブリイワゴン』のロール感を抑えて乗り心地アップ、ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」発売
  4. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
  5. なぜパワーアンプをシート下に集める? スイフトスポーツが追求した「短い配線」と高音質[Pro Shop インストール・レビュー]by サウンドステーション SUBLIME 前編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
ランキングをもっと見る