NTT西日本、自動運転バスの普及加速へ…仏「Navya」に出資完了

NTT西日本がフランスの自動運転技術企業Navya Mobility SASへの出資を完了
NTT西日本がフランスの自動運転技術企業Navya Mobility SASへの出資を完了全 2 枚

NTT西日本は、フランスの自動運転技術企業Navya Mobility SASへの出資を完了したと発表した。この出資を機に、地域交通の維持や地方創生の実現に貢献するとともに、政府が目指す2027年度までに100か所以上での自動運転レベル4の移動サービス実現を推進する。

Navyaは、レベル4の自動運転ソフトウェア開発や車両実装・運用に専門知識を持つエンジニアを120人以上有する企業だ。同社の15人乗り自動運転EVバス製品「ARMA」と「EVO」は、世界26か国で200台以上の販売実績を誇る。

近年、ドライバー不足や労働時間制限による2024年問題が深刻化し、地域交通の衰退が進んでいる。バスドライバーは2017年比で2万人以上減少し、約10年間で全国のバス路線が1万5000km以上廃止された。この課題解決手段として、自動運転バス導入への注目が高まっている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 日産、2025年の「NISMO Festival」中止…「例年通りの開催が難しいと判断」
  5. ルノー日産三菱、仏ドゥエー工場でEV共同プロジェクト推進…次期『エクリプス クロス』開発・生産へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る