IoTおよびコネクテッドモビリティを手がけるタルガ・テレマティクスは、トヨタ・モーター・ヨーロッパとの戦略的パートナーシップを発表した。この提携により、タルガ・テレマティクスは自動車メーカーのデータ管理におけるリーダーシップをさらに確立することになるという。
提携の主な内容は、トヨタ・モーター・ヨーロッパのコネクテッドフリートデータストリームをタルガ・テレマティクスのプラットフォームに直接統合することだ。これにより、トヨタおよびレクサス車両のデータを活用した新たなモビリティサービスの開発が可能となる。
統合されるデータには、走行距離、燃料消費量、EV関連データ、GPS位置情報などが含まれる。追加の機器設置を必要とせず、車両に組み込まれたデバイスを活用することで、シームレスにタルガ・テレマティクスのサービス提供をサポートする。
このサービスは、フランス、イタリア、イギリス、スペイン、ポルトガル、ドイツ、オーストリア、スイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、ポーランド、チェコ、スロバキア、スロベニア、クロアチア、ハンガリー、北欧諸国の計18カ国で展開される予定だ。