電池大手ノースボルト、本国スウェーデンでも破産申請

ノースボルトの開発拠点
ノースボルトの開発拠点全 1 枚

スウェーデンの大手電池メーカー、ノースボルトが12日、米国に続いて本国スウェーデンでも破産申請を行った。同社の取締役会は、企業の存続に向けたあらゆる手段を模索した末の決断だとしている。

ノースボルトは同じくスウェーデンのボルボや、フォルクスワーゲングループをはじめドイツメーカーのEVへのバッテリー供給をおこなっていたが近年、多くの電池メーカーと同様に、複合的な課題に直面していた。

資本コストの上昇、地政学的不安定性、それに伴うサプライチェーンの混乱、市場需要の変化などが、同社の財務状況を悪化させる要因となった。さらに、高度に複雑な産業であるがゆえの予想された課題に加え、予期せぬ内部的な問題も生産立ち上げの遅れにつながった。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る