都内Z世代の7割「クルマ離れを自覚」している…2024年比で21.5ポイント上昇

KINTOが【2025年版】Z世代のクルマに対する意識比較調査を実施。クルマ離れの実態は…(写真はイメージ)
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KINTOは、東京都内と地方在住のZ世代を対象に「2025年版Z世代のクルマに対する意識比較調査」を実施し、その結果を発表した。調査によれば、都内在住のZ世代の72.8%が「若者のクルマ離れ」を自覚しており、昨年から21.5ポイント増加した。地方でも46.7%が同様の意識を持っているという。

この調査は、普通自動車免許を持っている東京都内在住のZ世代(18歳~25歳)309名と普通自動車免許を持っている地方(政令指定都市がない県)在住のZ世代(18歳~25歳)300名を対象に、2月18日~2月21日に行われた。同調査は、2022年から定点調査をおこなっている。

調査によれば、都内在住のZ世代の72.8%が「若者のクルマ離れ」を自覚しており、昨年から21.5ポイント増加した。地方でも46.7%が同様の意識を持っている。この背景には、クルマの購入価格や維持費の高さ、物価上昇やガソリン代高騰といった経済的要因があると考えられる。

一方で、都内・地方ともに、Z世代の約7割が「運転が好き」とも回答。都内の40.2%、地方の54.1%から「自分のクルマが欲しい」との声も上がっている。

そうした中、クルマのサブスクリプションサービスへの関心が高まっている。都内では92.0%、地方では69.4%がサブスクを検討している。サブスクの認知度も都内で43.1%、地方で25.0%と増加傾向にある。

また、都内の約8割、地方の約7割が収入増加時に消費を増やす意向を示しており、特に都内の45.9%、地方の37.7%がクルマ関連の支出を増やしたいと考えており、Z世代の経済状況の改善が自動車産業に大きな影響を与える可能性がある。

《森脇稔》

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