ジャガー・ランドローバー、AI活用のサプライチェーン可視化技術を公募…次世代EV開発に向け世界の英知結集へ

JLR(ジャガー・ランドローバー)は、プラグアンドプレイと提携し、第2回「イノベーションチャレンジ」開催
JLR(ジャガー・ランドローバー)は、プラグアンドプレイと提携し、第2回「イノベーションチャレンジ」開催全 1 枚

JLR(ジャガー・ランドローバー)は、プラグアンドプレイと提携し、第2回「イノベーションチャレンジ」を行うと発表した。

このチャレンジは、スタートアップや学術機関、その他の革新者たちに、未来志向のサプライチェーンマッピング技術の創造を呼びかけるものだ。

選ばれた革新者は、JLRの世界トップクラスの専門家とともに実証実験を行う機会を得ることができる。JLRは新世代の電気自動車開発を進め、新たなグローバルサプライネットワークの構築を続けている中で、サプライチェーンの強靭性をさらに高めることを目指している。

応募期限は2025年4月25日までとなっており、JLRのサプライヤーから原材料採掘企業に至るまで、サプライチェーンのトレーサビリティ、リスクマッピング、可視性の精度を向上させる新しいソリューションの開発が求められている。これらのソリューションには、AI、ビッグデータ、予測分析などが含まれる可能性がある。

JLRは業界をリードするサプライチェーンのトレーサビリティと透明性の開発を続けており、強制労働、違法な森林伐採、採掘慣行の撲滅に貢献することを目指している。

前回のイノベーションチャレンジの優勝者には、電動化に不可欠なニッケルなどの金属を土壌から採掘する遺伝子組み換え植物を使用するジェノマインズ、バッテリーパックの自動解体とアップサイクルを専門とするサーキュリオン、大気中の二酸化炭素を直接回収してカーボンニュートラル燃料に変換する技術を開発するエアセラが選ばれている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  2. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
  3. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  4. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  5. トヨタ『RAV4』新型、日本精機のスロープ表示ヘッドアップディスプレイ初搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る