ジャガー・ランドローバー(JLR)は、電動化戦略「Reimagine」の一環として、イギリス西ミッドランズ地方で150人の技術者を新規採用すると発表した。
この採用計画では、ソリハル工場に50人、ウルバーハンプトンの電気推進製造センター(EMPC)に100人の技術者を配置する。ソリハル工場では、今年後半に発売予定の『レンジローバー・エレクトリック』の生産に向けた最新鋭の製造設備の保守を担当する。一方、EMPCでは次世代電気自動車用のバッテリーパックと電動ドライブユニット(EDU)の製造設備を維持管理する。
JLRは電動化に向けた人材育成にも注力しており、すでに2万人以上の従業員とパートナーが電動化とデジタルスキルのトレーニングを受けている。これは年間30億ポンドの投資の一部で、製造施設の変革や自動運転、AI、デジタル技術の開発にも充てられている。