3台吊っても大丈夫!? ホンダの新型『パスポート』、頑丈さを証明すべく地上30mへ

ホンダが『パスポート』新型のオフロード仕様「トレイルスポーツ」の頑丈さを実証する極限テスト実施
ホンダが『パスポート』新型のオフロード仕様「トレイルスポーツ」の頑丈さを実証する極限テスト実施全 8 枚

ホンダの米国部門は、SUVの新型『パスポート』のオフロード仕様「トレイルスポーツ」の頑丈さを実証する新しい動画を公開した。

この動画では、140フィート(約43m)まで吊り上げ可能なクレーンを使用し、3台の『パスポート・トレイルスポーツ』(無改造)を車両の前部牽引ポイントを使って、地上30mへ吊り上げるという極限テストを行っている。

新型パスポート・トレイルスポーツは、ホンダのSUVとして初めて、使いやすい重量級の前部牽引ポイントを装備している。2つの明るいオレンジ色の鋳鉄製の牽引ポイントは、安全性を高めるためにクローズドループ回収システムとして設計されており、それぞれがパスポートの重量の2倍を支えることができる。

ホンダが『パスポート』新型のオフロード仕様「トレイルスポーツ」の頑丈さを実証する極限テスト実施ホンダが『パスポート』新型のオフロード仕様「トレイルスポーツ」の頑丈さを実証する極限テスト実施

さらに、これらの牽引ポイントは腐食を防ぐために粉体塗装が施され、正面衝突の際には分離するように設計されている。この特許取得済みの設計は世界初であり、パスポートがクラス最高の安全性評価を目指すことを可能にしているという。

デモンストレーションでは、3台のパスポート・トレイルスポーツをクレーンで吊り上げた。最上部のパスポートの牽引ポイントは1万4000ポンド(約6350kg)以上の重量を支えており、その前部バンパーは高さ100フィート(約30m)に達した。

新型パスポート・トレイルスポーツは、オフロード用にチューニングされたサスペンション、強化された全輪駆動システム、頑丈なスチール製スキッドプレート、特別設計のオールテレインタイヤ、そして高剛性の重量級牽引ポイントなどを標準装備した。これらの機能により、週末の冒険家たちはさらに遠くのオフロードや山頂まで到達することができる、としている。

《森脇稔》

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