MAN、電動トラック200台の先行生産で実績を積む…延べ50万km走行

MANのeTrucks
MANのeTrucks全 1 枚

フォルクスワーゲングループ傘下のMANは、2025年初頭から200台規模の電動トラックの先行生産を開始し、すでに100台以上が実際の物流業務で延べ50万kmを走行したと発表した。

これらの車両は、ドイツ、オーストリア、ベルギー、オランダなどの物流サービス事業者によって導入されている。

電動トラックの性能は、長距離輸送用途で1日400~600kmの走行が可能だ。中には1日800kmを走破する車両もあり、途中充電を行うことで長距離輸送にも対応できることを示している。

消費電力の面でも優れた結果を示しており、冬季の気象条件下にもかかわらず、全車両の平均消費電力は100km当たり約106kWhとなっている。これは、100km当たり約27リットルを消費するディーゼルトラックと比較して、100%グリーン電力を使用した場合、約400トンのCO2削減効果があると試算されている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. ジープ『コンパス』新型の写真公開! アウトドアファンの要望に応える新インテリア
  4. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る