ルノーのCセグSUV 『オーストラル』がデザイン一新、HEVはクラス最高燃費に

ルノー『オーストラル』改良新型
ルノー『オーストラル』改良新型全 5 枚

ルノーは、CセグメントSUV『オーストラル』の改良新型を欧州で発表した。改良新型オーストラルは、より断定的で現代的なエッジの効いたデザインを採用し、ブランドの新しいデザイン言語を取り入れている。

改良されたルノーのCセグSUV 『オーストラル』

フロントとリアのデザインを完全に一新し、新しいライトシグネチャーを採用することで、『ラファール』や新型『エスパス』とのデザイン一貫性が高まった。これはルノーのCセグメント攻勢の継続を示すものだ。

車内体験も快適性と実用的な技術の両面でアップグレードされている。新機能には、パーソナライズされた歓迎を提供する自動運転者認識システムが含まれる。

インテリアには、より人間工学に基づいた新しいフロントシートが採用され、新しい内装材と改良された防音性能が追加された。後部座席は折りたたみ可能で、リクライニングと16cmのスライド機能を備えており、荷物容量を必要に応じて調整できる(フルハイブリッドE-Tech 200hpパワートレインで527リットルから1736リットル)。

改良新型オーストラルは、フルハイブリッドE-Tech 200hpパワートレインとクラッチレスのマルチモード自動変速機を組み合わせ、クラス最高レベルの性能と燃費を実現している。燃費は100km当たり4.7リットル、CO2排出量は1km当たり106gとなっている。

フランス以外の市場では、マイルドハイブリッド160hpパワートレインも用意されている。このパワートレインは、1.3リットルの4気筒ターボ直噴ガソリンエンジンにスターター・オルタネーターと12Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、CVT式自動変速機と組み合わせている。

フルハイブリッドE-Tech 200hpパワートレインは、1.2リットル3気筒ターボガソリンエンジン(130hp、トルク205Nm)と2つの電気モーターで構成されている。主電気モーターは70hp(トルク205Nm)、副電気モーターは25hp(トルク50Nm)を発生する。

《森脇稔》

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