アストンマーティン、英国王室の紋章を掲げる栄誉を獲得…112年の歴史で初めて

アストンマーティンのウィングバッジが英国王室の紋章に並ぶ
アストンマーティンのウィングバッジが英国王室の紋章に並ぶ全 3 枚

アストンマーティンが英国王室から栄誉ある称号を授与された。チャールズ3世の任命により、同社は王室御用達認定(ロイヤルワラント)を受け、112年の歴史で初めて王室の紋章をブランドのウイングバッジと並べて掲示する権利を獲得した。

【画像全3枚】

アストンマーティン・ラゴンダのエイドリアン・ホールマークCEOは、この認定について「真に誇らしく歴史的な出来事であり、長年にわたる王室との名誉ある関係をさらに強化するもの」と述べている。

また、「ロイヤルワラントは、当社の従業員の献身ならびに英国のデザイン、クラフトマンシップ、卓越したエンジニアリングへの当社の揺るぎない決意を示す証し」と付け加えた。

王室とアストンマーティンの関係は1954年に遡り、エディンバラ公フィリップ殿下がラゴンダを納車したことから始まった。特に象徴的なのは、チャールズ国王の愛車の『DB6 Volante』だ。国王は1973年からアストンマーティンオーナーズクラブの一員であり、2011年には現在のプリンス・オブ・ウェールズの結婚式でこの車が使用され、大きな話題となった。

近年では、2020年にチャールズ国王(当時はプリンス・オブ・ウェールズ)がウェールズのセント・アサンに『DBX』を製造する新工場を正式に開設。2022年のコモンウェルスゲームズ開会式では、同じDBXが国王夫妻の入場に使用された。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. 【ホンダ プレリュード 新型試乗】タイプRのシャシー技術で「剛性重視」の走りと思いきや…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る