会員制ドライビングラボ「simdrive」、ドバイに新施設オープンへ…初の海外拠点

simdrive DUBAI(シムドライブ ドバイ)
simdrive DUBAI(シムドライブ ドバイ)全 3 枚

会員制ドライビングラボ「simdrive」を運営するHF GROUPは、4月中にドバイ・ヒルズに「simdrive DUBAI」をオープンする。これは同社にとって初の海外施設となる。

【画像全3枚】

「simdrive」は、FIA世界耐久選手権やル・マン24時間レースなどの国際レースに参戦するドライバーをサポートしてきた実績を持つ。2023年4月に東京都港区にオープンした施設は、これまでに350名が利用し、会員が国内外の選手権で年間タイトルを8つ獲得するなど、多くの成功を収めている。

新施設「simdrive DUBAI」は、2025年1月からプレオープンを開始し、4月中に正式オープンする予定だ。施設はFIA公認規程に基づいたフォーミュラカーのカーボンモノコックを採用し、最先端のシミュレーションシステムを搭載。大型LEDスクリーンやライブテレメトリーシステムを備え、国際的なレーシングチームの貸切利用にも対応する。

さらに、独自のクラウド技術を駆使し、日本やイギリスからの遠隔操作によるリアルタイムサポートを実現。エンジニアリングサポートやドライビングレクチャーを1秒以内の通信遅延で提供することで、国境を越えたデジタルソリューションを提供する。

simdriveは、最先端のシミュレーション技術とデジタルソリューションを通じて、ドライバーのスキル向上を支援し、モータースポーツ業界のさらなる発展に貢献することを目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  2. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  3. 【プジョー 208 新型試乗】新ハイブリッド搭載で、俊敏なハンドリングがより際立つ…島崎七生人
  4. 加藤製作所、新世代ラフテレーンクレーン「SL-250RV」発売…油圧伸縮起伏ジブ採用
  5. 財務省“EV狙い撃ち”…重量に応じた「EV新税」車検時に上乗せ[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る