ヒョンデ、廃棄物由来の水素システム構築…2027年までにインドネシアで運用開始へ

ヒョンデがインドネシアで開催されたグローバル水素エコシステムサミットで廃棄物由来の水素(W2H)システム構築に向けた行動計画発表
ヒョンデがインドネシアで開催されたグローバル水素エコシステムサミットで廃棄物由来の水素(W2H)システム構築に向けた行動計画発表全 1 枚

ヒョンデグループは、インドネシアのジャカルタで開催された「グローバル水素エコシステムサミット」において、西ジャワ州での廃棄物由来の水素(W2H)システム構築に向けた行動計画を発表した。

この取り組みは、インドネシアのエネルギー鉱物資源省(ESDM)、国家開発企画省(BAPPENAS)、そして国営エネルギー企業のプルタミナ社との協力のもとで進められる。サミットには、これらの政府機関や企業の代表者が出席し、インドネシアの国家水素ロードマップや新首都ヌサンタラの水素政策が提示された。

計画の一環として、ヒョンデグループは2027年までの運用開始を目指し、プルタミナ社の既存の圧縮天然ガス(CNG)インフラを活用した水素ステーションを設置する。この水素ステーションには、西ジャワ州の州都バンドン近郊にあるサリムクティ埋立地から得られるバイオガスを原料とした低炭素水素が供給される予定だ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  2. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
  5. ヤマハが新型“3輪スクーター”発売!『トリシティ』125ccと155ccが大胆イメチェン、大型ディスプレイも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る